日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者、最近テレビ論破王として有名のひろゆきさん著書『なまけもの時間術』の要約、本書から私が学んだことを紹介します。
「仕事や勉強終わりに趣味に時間を使いたいのに時間が足りない」
「家事に育児いつも追われている」
大人になるにつれ仕事や家事などやらないといけない事が多くなり忙しくなりましたよね。
もしも今より時間に余裕できれば、趣味の時間やスキルアップに費やし人生をより楽しめるというもの。
最初はそんな気持ちで【1日24時間を効率的に無駄を省いて過ごすことができる時間術】だと思って読んだのです。
ところが、内容はまったく違うものでした。(なぜタイトルで気づかない。)
なまけもの時間術の結論
いきなりですが、本書の内容の結論は本はじめにかかれています。

これからは成果主義社会の時代になります。
成果主義とは当然結果の事で、「自分が会社に貢献していくら売り上げを上げたか」で評価をされるという事です。
今までとは違い毎日決まった時間に朝から夜まで精一杯働き、上司から言われた仕事をするだけの年功序列で給料は上がりません。
そして成果は上げる為には時間の使い方が大事。
ただスピード感をもって効率よく働けば良いという訳ではない。
そこでこれからの時代を楽にコスパ良く生き抜く時間術”なまけもの時間術”の紹介です。
なまけもの時間術-管理社会を生き抜く無敵のセオリー-の内容
- 第1章 自由と時間
⇒ 仕事と遊びどちらに時間を当てるか - 第2章 時間と仕事
⇒ 仕事に対する時間の考え方 - 第3章 時間と努力
⇒ 時間との向き合い方 - 第4章 時間と幸せ
⇒ 時間とお金、自分の幸せ考え方
なまけもの時間術とは

なまけもの時間術の名前の由来は動物のナマケモノに喩えられています。
ナマケモノとはその名の通り1日ほとんど動きません。
食事も一日に葉っぱを数枚を食べる程度です。
一方動物のチーターはナモケモノの1000倍のスピードで狩りを行います。
1000倍というとかなりのエネルギーを使用していますよね。
ところが、実はチーターには持久力があまりなく狩の成功率は50%です。
なもけもの時間術とはチーターのように全力で駆け抜けて成功するかしないかという戦力を取るより、ナマケモノのようにあえて体力をつかわずのんびり過ごすという戦略になります。
私が学んだなまけもの時間術
ここから私が学んだ『なまけもの時間術』を紹介します。
- ギリギリまで自分を追い込む
- 自分の能力に見切りをつける
- 選択という無駄を極力無くす
時間術その1『ギリギリまで自分を追い込む』
ひろゆきさんが好きなトルコのことわざで「明日できることは、今日やるな」という言葉があるそうです。
夏休みの宿題や仕事を行うにしても前もって早めに取り掛かるよりも、「必ずこの日・時間までに作業を完了しなければならない」と追い込まれている方が集中できる事はありませんでしょうか?
もちろん「先延ばし癖はよくない!」という考えをよく耳にするとは思われます。
しかし、自分を追い込むともうやるしかないので結果として最大限に集中力してタクスをこなすことができます。
ひろゆきさんは締め切りがある仕事があると、ギリギリまでゲームや漫画を読みあえて自分に罪悪感を与えてから作業を行うことでより集中して作業ができているそうです。
私も試しに仕事で契約書類の作成期限ギリギリまで別の仕事をしてから作成しました。
確かにめっちゃ集中して書類を作ることができました。(なんせ追い込まれてるからね)
ただ何処までが自分のギリギリなのかを見極めるのは最初は難しいと思います。
ひろゆきさんからすれば、この思考法が身につくと本当に大事な優先順位をつける力と計画性が身につけることができるそうです。
この思考法は自分の中であえて仮の締切時間を設定してから作業を行うのも面白いと感じました。
時間術その2『自分の能力に見切りをつける』
私から見れば成功者でとても頭もいいイメージのひろゆきさんでも、自分が『できる人』とはまったく思っていないそうです。
むしろ自分の能力に過信がある人ほど、何でも自分で解決しようとして結果として無駄な時間を過ごしているとか。
例えば一生懸命自分だけで一つのアイデアをうんうん考え発表し、考えたことで自分が成長したような気になることはないでしょうか。
しかし、結果として残念ながら決定者に意見を聞いてもらった方が早く答えが出せます。
ひろゆきさんは仕事の関しても自分が動くより、なるべく人に動いてもらう方に重きを置いているそうです。
ただこれは自分がサボるためではなく、仕事のアイデアを出すためにはなるべく自分に自由な時間を作り、自由な時間に新しいアイデアを考えているためです。
仕事や何かアイデアを出す際にも他の人に意見を求めたり、他の人のやり方を参考にする事で客観的な意見も含め結果的に早く答えを出すことができます。
時間術その3 『選択という無駄を極力無くす』
ひろゆきさんは「迷う時間をなるべく作らない」ということを無意識に仕組み化していたそうです。
たとえば、買い物にしても歯ブラシを購入するにしても色々な商品があると思います。
その中で値段や機能から迷うのは実は時間の無駄で、余計なストレスを溜め込んでしまいます。
ひろゆきさんはこだわりがなければ1番安い商品を購入し、不具合を感じたらもう1レベル高い商品を購入するそうです。
その結果、その後も自分が満足できるレベルの商品をお買い続けれることで無駄な出費が抑えられます。
これは日用品の購入に限らず選択を最小限にすることで最低限のこだわりだけが残り、迷うというストレスから解放されます。
普段から時間に追われている私たちにとって限りある時間を有効に活用する方法の一つだと思いました。
まとめ:厳しい時代に楽に生きていくための方法を紹介する本

ひろゆきさん著書『なまけもの時間術-管理社会を生き抜く無敵のセオリー23-』の要約、私が学んだことの紹介でした。
ひろゆきさんの独自の視点が面白く、頑張ることが美徳となっている日本に「そもそもそこまで頑張る必要があるのだろうか」と考えさせられる一冊です。
はっきり行って好き嫌いが分かれる本だと思いますが、もし本書を読まれた方は感想など共有してもらえると嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
なんだろう。詳しい内容はここから見てもらってもいいですか?
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